「それ、○○(デッキ名)でよくね???」
この言葉聞いたことあるんじゃないですかね。
最近は「人のデッキに対してそういうケチをつけるのは良くない」という風潮が浸透してきたのと、SNSの発達やイベントの多様化で同じような楽しみ方をする人同士で集まることが容易になったのでこのような言葉を見かけることは減ったような気がします。
一応この言葉の説明をしておくと
あるデッキに対して「そのデッキは〇〇デッキの下位互換なので、そのデッキを使うより○○デッキを使った方がいい」という意味で使われることが多いと思います。
言ってしまえば「お前の構築弱い」って言われてるようなものなんで、自分が必死に考えたデッキだった場合非常に傷つきますよね…
なんで言われてしまうのか?
原因
自分が「先攻で特定のモンスターを並べられるデッキ」を新しく作って見せたとき「それ〇〇でよくね?」と言われた場合を仮定して説明していきます。
この言葉が出てしまう原因は
自分と相手の知識量の差
だと考えています。
自分の知識が不足している場合
世界の広さを知らず本当に下位互換を作っている。
例えるならば「あの超強いモンスターが出せるぜ!これは俺だけが思いついた究極のコンボだ!」と思ってたら歴の長い友人に「それ、〇〇だともっと簡単に出せるよ…」に冷静に突っ込まれてしまうパターンですね。
歴の浅いゲームだとやりがちなんですよね…自分もよくやります…
相手の知識が不足している場合
似たようなデッキを全て同一視している。
似たような強みを持っているデッキを同一視して、尚且つその中で大会等で聞き覚えのある有名なデッキが一番強いと思い込んでいる場合ですね。
なので「先攻でそれ出すなら○○(環境デッキ)でよくね?」となるわけです。
違う強みをもっていても同一視された挙句下位互換扱いされてしまう悲しいパターンですね。
対処法
自分の知識が不足している場合
多くのデッキ、カードに触れて知識を得よう。
単純にあなたが同じような動きやそれ以上の動きをできるデッキを知らない結果こうなってしまったら、とにかく知識をつけましょう。
その過程でさらにあなたのデッキが独自性を帯びながら強くなるかもしれません。
独自性を帯び、自分にデッキが適合してオリジナルのデッキに仕上がっていく過程はとても楽しいと思います。これこそTCGの醍醐味とも言えます。
相手の知識が不足している場合
相手に説明をしてみよう。
単純に相手があなたのデッキを詳しく知らないだけで、あなたの説明を聞けば「なるほど!そういう強みもあるのね!!」ってなるかもしれません。
相手がとても信頼できる人の場合はあなたの説明を真摯に聞き、それをよく理解したうえでさらに有り難い意見を言ってくれるかもしれません。
そして、その意見をかみ砕いてみると実は「自分の知識が足りていない場合」だと気づかされる時もあります。
その時は友達とともにデッキを見直してみるか、先程述べたようにさらに知識を身に着けるとよいと思われます。
悲しいことですが、中には最初から「相手が間違っている」と決めつけ話を聞かない人もいます。そういう人は残念ながら対話の余地がないので野良等でいきなり言われた時など、相手の知識量や人柄が不明瞭な場合はおとなしく退散した方が良いかもしれません。
最後に
よく聞く言葉ですがその原因と対処法を知ることで、自衛から成長の糧とする手助けになればよいなと書かせてもらいました。ここまで読んでくれてありがとうございました!!