企画説明
メリークリスマス!
この記事は遊戯王Advent Calendar(通称アドカレ)の企画記事です。
この企画は12月1日から12月25日まで50人のブロガーが交代で記事を書く企画です!
そしてこの記事は
48人目!
12月24日昼の記事はGyiさんによる「パワーライン」に関する記事です!
アドカレ記事一覧
遊戯王(昼) Advent Calendar 2021 - Adventar
遊戯王(夜) Advent Calendar 2021 - Adventar
初期フィールド魔法の魅力
ところで皆さん
初期フィールド魔法って、いいよね。
初期フィールド魔法は実在する自然の地形が元ネタで、原作の王国編では「デュエルをしている場所の地形を模す」「モンスターがフィールドの効果を大きく受ける」という重要なルールを担っていました。
まさに自然って感じ
闇「せやろか?」
王国編におけるフィールド魔法のおさらい
原作の「遊⭐︎戯⭐︎王 カラー版5巻」を参考に振り返っていきましょう!
・デュエルする場所の周囲40m四方の地形を再現したフィールド魔法が発動済み。
・フィールド魔法に応じた種族のモンスターを召喚するとモンスターが恩恵を受ける。
漫画:遊☆戯☆王カラー版5巻より
・特定の種族がフィールドによって受ける恩恵を「環境適応力(フィールド・パワーソース)」と言う。
・「環境適応力」は攻守30%アップ&特殊能力の発現
漫画:遊☆戯☆王カラー版5巻より
実際に原作で確認できた「環境適応力」による特殊能力一例
・森、適応したモンスターは先制攻撃ができる(相手の能力上昇を無視して戦闘に勝つ)
漫画:遊☆戯☆王カラー版5巻より
・海、適応したモンスターは攻撃されず、適応できないモンスターは海に出せない
漫画:遊☆戯☆王カラー版5巻より
と使いこなせばやりたい放題強力で戦略性を与えてくれました。
しかし、初期フィールド魔法をOCGで使おうとするとハードルが高い()
・バフ、デバフが共に200と控えめすぎる数値な上に他に効果がない。
・昨今、規制されるほど強いフィールド魔法が出てきて置き場所がない。
・フィールド魔法が強くなったのでそのサポートも当然規制。
とデッキに入れても活躍させるのは難しい。
王国編のようなワクワクを味わうのは残念ながら夢のまた夢と言わざる得ません。
そもそも効果違うし。
しかし、デッキに入れるのがキツイなら・・・
そう
デッキの外から発動すれば良い
さらに
デュエル開始前に発動して欲しい
言ってしまえば
王国編みたいな特殊ルールで遊びたい
というわけで王国編ルールを再現していこうと思います。
変則デュエル「王国編」素案
王国編を再現する大まかな基礎はできたので紹介します。
ここからさらに今まで考えた変則デュエル達のように遊べることを目標に仕上げていきます。
最初からフィールド魔法が発動した状態でスタート!
特殊ルールとして最初から発動してる状態でスタートすることでデッキを圧迫することなく王国編を再現!
さらに何らかの法則でモンスターゾーンごとに細かく適用するフィールド魔法を分けるとかしたら再現度が高まりそうですね。
フィールド魔法の効果はOCGより強力なものに!
バフ、デバフの数値をOCGよりも大きくしつつ、王国編の「環境適応力」みたいに特殊能力を付与できたりすると面白そうですね。
原作の30%アップだと下級モンスターが上級モンスターに勝てるほど攻撃力が上がって頼もしい効果なんですが、「30%アップ」はライフ計算が非常にややこしいのでバフ、デバフの数値を固定にします。
バフ、デバフの数値
まず、下級モンスター(レベル4以下)、上級モンスター(レベル5、6)、最上級モンスター(レベル7以上)のおおよその基準となる攻撃力を選出、そこからそれぞれ30%UPした上昇値を出します。
下級(☆4想定)
元の攻撃力・30%UP・上昇値
1800・2340・540
上級(☆6想定)
元の攻撃力・30%UP・上昇値
2400・3120・720
最上級(☆8想定)
元の攻撃力・30%UP・上昇値
3000・3900・900
この上昇値から
・どの基準でも原作の30%上昇に近い
・一つ上の基準のモンスターの元々の攻撃力に勝てる
の条件に近い
バフ、デバフの数値を700に決定
「環境適応力で一つ上の基準のモンスターに戦闘で勝てるようにする」を採用するか、人によって意見が分かれそうですが「フィールドに合わせたモンスター出して環境適応力を得たところで戦闘で勝てないしな」ってならない方が面白いと思うので、このルールではバフの数値は大きめにします。
特殊能力の発現
・戦闘または効果で一度だけ破壊されない
・効果の対象に取られない
などの何らかの耐性を付与するのが再現度が高いかなと思います。
どちらを採用するのか、あるいは両方を採用するのかは今後テストプレイで詰めていきたい所ですね。
フィールドの張り替えが起こるルールを追加!
王国編では「森を焼かれて無くなる」「月が壊れて海が干上がる」、など度々フィールド魔法が変化するシーンがあったので再現していきます。
原作を見る限りフィールドごと巻き込むような大規模な破壊などで張り変わっているように見えるので全体破壊などの対象を取らない複数枚の破壊効果をトリガーにフィールド魔法の張り替えを行うのが再現度高そうですね。
その後の張替え先をランダムとするか、特定の順番で張り変わっていくのか悩む所ですね。
後者の場合、決めるのが大変ですけど「ここでこのフィールドをあのフィールドに張り替えさせて有利になってやる!」と言った作戦もできるので戦略性は高そうです。
既存のフィールド魔法との関係
変則デュエル「王国編」で遊んでいる時、既存のフィールド魔法が発動した場合どうするかですね。
「新たにフィールド魔法が発動したら最初からあったフィールド魔法は全て消えてなくなる」だと、最近はほとんどのデッキがフィールド魔法を扱うので「フィールド魔法が発動した瞬間、変則デュエル終了」となってしまいます。
なので今のところ
・「王国編」のフィールド魔法、及びそのルールはOCGのフィールド魔法が発動されても適用し続ける。
が良いかなと考えてます。細かな裁定などはまだまだ詰めていく必要はあるとは思いますが。
検討中の案
対応する種族とフィールド魔法の追加?
原作と違い、初期フィールド魔法6枚では全く触れられてない種族やデバフのみ受ける種族があります。
全く触れられてない種族は爬虫類族、サイキック族、幻竜族、サイバース族、幻神獣族、創造神族
デバフのみ受ける種族は天使族、炎族、機械族
後で追加されたサイキック族、幻竜族、サイバース族は仕方ないような気はしますが、そこら辺もルールに関与させるか考えたいですね。
初期フィールド魔法の対応する種族を増やすのか、あるいはフィールド魔法の方を増やすのか…
あえて「ルールに影響されない」という立場を持たせるのもアリな気はしますけど←
他にも自然の土地として扱えそうなフィールド魔法や、この前のジャンフェスで発表されたデュエルアカデミアなどの原作ステージのフィールド魔法を入れるのも面白そうですね!
最後に
いい感じに王国編らしい遊戯王ができるルールが仕上がってきたと思います。
このまま最終的に完成させてオフ会とかイベントで遊べるようにします!
この記事のために久しぶりに原作の王国編を読んだけど、ついつい読み込んでしまうほど神だったのでみんなも読もう!!
次の記事はミルガさんです!
お ま け
こんな感じで王国編を再現はどんどん思いついてきました。
でも
何か忘れているような気がしますよね。
そう
「どういう法則で発動するフィールド魔法を決めるか?」
です。
王国編は「自然豊かな島の各地にデュエルスペースを置いて、そのスペースの周囲40m四方の地形を模したフィールドの上で戦う」という
まさに
「その場所でモンスターを召喚して戦っている擬似体験ができる。」
と言うものでした。
せっかく王国編を目指すならこれをできる限り再現していこうと思います。
例えばイベントでやるなら
イベント会場近辺の地形に合わせてフィールド魔法が有る状態でデュエルするイベント
とかね。
実に王国編っぽい。
「・・・・・」
今更だけど
こんな地形の近くに会場借りられるのだろうか?
というか
「『闇』の地形、って何!?」
「闇の会場…お借りします!」
あと、この方式で都会の会場借りたらみんなE・HERO持ってきそう。
というか貸し会議室とかって街中にあるのが一般的な件について。
じゃあ会場近辺の土地の模倣ではなく
「日本の各地からランダムに選び、その土地を模したフィールドでデュエル」
でいきましょう。
そうすれば卓ごとにフィールドが違うという王国編の再現も可能ですね。
日本の各地…ランダム…
ほぼこれじゃん!
ランダムに行き先を決めた後は地形を確認すれば王国編みたいにフィールドを作れるということは…
「日本全国が王国編の舞台となる。」
旅行について賛否両論になりがちな昨今において、デュエルを通して擬似的な旅行ができるのはなかなかに革命なのではないか?
地形を模す場所を選ぶ手段は決まりました。
次はその場所の地形を知る手段の確保ですね。
ここで詳しい地形を知るために役に立つのは学生の頃に使っていた地図帳だろう。
しかし、自宅で地図帳は見つからない(ずいぶん昔のだからね)
仕方ないのでネットで探して通販することを決意。
今地図帳っていくらで買えるんだろう…(高そう)
お、意外と買えそうな値段ですねぇ!
教科書って大学の影響でもっと高額なイメージだったんですけど、やっぱあれってぼったk、、、
ん???
あっ……
〜完〜
サンタさん地図帳ください