ハチミツP.P.です!
せっかくなのでこの前参加したライターバトルで意識していたことについて書きます!
今後ブログを書く人やライターバトルなどのイベントに興味ある方は読んだら役に立つんじゃないかなーと思います(役に立って欲しい)
後半は今後のブログ文化の未来について語ります。(壮大な前振り)
今回のイベントの振り返り(前半)
イベントの分析
まず今回のイベントを分析しましょう
イベント概要
ブログのチーム戦イベント『第1回ライターバトル3on3』開催中! | 遊戯王ブログナビ
簡潔にいってしまえば
①お題に沿って記事を書き、Twitterなどで拡散する
②タイムラインの読者たちが点数を付けるのではなく「いいね」を押していく
③いいねの合計を競い合う
つまり
審査する人間になりうる対象は拡散された先の人間全てであること
→審査員が不特定多数
評価するとき「いいねを押したい」のそれ以上、それ以下の感情を計測する手段がない
→評価の点が固定
例えるならば
タイムラインという大通りでみんなが出店を出し、最終的に買い物をしてくれた人の数を競う
と言ったところでしょうか。
なので
・多くの人に興味を持ってもらえる
・最後までテンポよく一気に楽しめる
・インパクトを残って、つい「いいね」を押したくなる
の三つを上から順番に達成できる記事を目指すべきと考えました。
サムネとタイトル
「面白い!」と言わせるクオリティに仕上げるのはもちろん大切。
なんせ記事の良し悪しを競うイベントですからね。
ですが興味を引けず、読んでもらえなければスタートラインにすら立てません。
特に今回は審査員が不特定多数です。
学校の課題やレポートのように「書き上げたら評価する人が必ず読んでくれる物」ではありません。
この不特定多数の中から如何に読んでもらい審査員の母数を増やすためには、見かけたとき思わず気になってクリックしてしまう工夫が求められていると感じました。
あと決していいねの質より量と言いたいわけではないですが、
ルールの仕様上、ふと見かけた拍子に読んで
「フッ…おもしれー記事」
とクスリと笑って押してもらったいいねも
「この記事を読んだら人生変わりました!勝ちまくりモテまくり!本当にありがとう!」
と超特大の感動と感謝を込めて押してもらったいいねも
同じ1いいねなんです
(後者ほど感動したならリツイートによる拡散や、のちの筆者へのファンになるなどの事も前者より起こりやすいので一概に全く同じとも言えませんが。)
なので、スタートラインとしてまず多くの人に読んでもらう必要があると感じました。
故にサムネタイトルは超重要
(その結果があのサムネかよ、とか言わないでね!)
・なんの記事かわかるようにわかるように
これは必須。タイトルとサムネはいわば看板、ここで内容に掠りもしない物を乗っけてしまうとなんの記事だかわかりません。
タイムラインは多くの情報が飛び交います。(遊戯王の新規情報とか)
内容がわからなければ「俺、他に興味ある物いっぱいあるし」とスルーされます。
昨今一人一人の時間は有限にも関わらずコンテンツばかり増えてます。
僕自身も「みんな俺の記事見かけたらとりあえず読むでしょ」はあり得ないと思って色々考えました
・目にとまるデザイン
スクロールしていく過程でふと目に止まるかどうかでクリックしてもらえる数は上下するので意識して損することはないです。
面白いサムネなら読者もワクワクしながらリンクをクリックするはず。
道端で面白そうな名前や看板をした店を見かけたらちょっと興味湧きますよね?
(最近やたら変な店名のパン屋が多い気もするけど)
ここまではまだまだ入り口の話、次から中の話をしていきます
記事の内容
最後まで飽きずに読んでもらう
前述の項であるように「強い動機付けではなく、ふと気になってついクリックをした人」を増やすサムネタイトルをつけています。なので動機付けがない分「飽きたらすぐブラウザバックされる」と肝に命じて飽きさせない工夫が必要ということですね。
自分の記事では「勢い重視」「内容を絞る」を意識してました。
・勢い重視
楽しい気分で最後までスッと読んで欲しかったので画像の挿入などネタにかなり振りました。
初めての試みでしたが好評だったようでよかったです。
他にも笑い重視の記事の方達が続々と上位独占&神記事入りをしていたので勢いって大事なんですね。
・内容を絞る
文が多すぎて最後まで読みきれない人が続出したら審査員の母数を増やすという目的が達成されません。
そして勢いが途中で失速しないように無駄な部分はかなり減らしました。
先日投稿した「ネオス融合ビート」のデッキ解説の記事はライターバトルの記事にもともと入っていたところを「コンタクト融合の話から逸れる」ということで全削除していました。
おかげで話題がぶれずに最後まで勢いを保てました。
そのブログでしか得られないものを書く
見るからにwikiのコピペみたいな単調な同じ大きさの字だけの解説だと使い慣れてる遊戯王wikiに帰ってしまう人が出ます。
特に今回のイベントは「一枚のカードをお題に書く」というルールなので無味無臭だと遊戯王wikiに歯が立ちません。
コンボの図解を挟んだり字の大きさを弄ったりして「これが強い!」「これが弱い!」などの自分のメッセージを強調して読者に伝えましょう。
個人ブログは遊戯王wikiを読んでも得られないものが欲しくて読む人が多いので、それを意識してメッセージとして伝わるように書きました。
僕の記事のメッセージは「ネオスフュージョン全然コンタクト融合救ってないじゃん!」なんですが、これは不満を感じるほどネオスフュージョンを使いまくった僕にしか出せないメッセージということで書きました。
そしてメッセージが強ければ最後のオチも強くしやすく、インパクトに残りやすいです。
メッセージが強く、伝えたいことがはっきりすれば記事に対する同意や反論もはっきりして読者も評価や拡散をしやすいのもあります。
とまあこんな感じで
・多くの人に興味を持ってもらえる
・最後までテンポよく一気に楽しめる
・インパクトが残って、つい「いいね」を押したくなる
を達成できる記事を目指して記事を書いていました。
これからのイベント案(後半)
前半はライターバトルの分析とそこから考えた戦略について書いたわけですが、後半はこれからあったら面白そうなイベントとその考えに至った理由を書きます。
今回のライターバトルが審査員が不特定多数で評価の点が固定だったので
①エントリーした人が各々お題に沿った記事を書く
②その記事を決められた審査員がそれぞれ各項目10点満点で評価
③審査員全員の得点を合計、それを競い合う
こんな感じで記事を評価する人間を事前に決めて審査員としたイベントも見てみたいです。
記事を評価する人間を事前に決めて審査員とする
→審査する人が固定
審査員の評価を点数性にする
→評価の点が変動
と逆になるようにしています。
審査する人を固定する利点
審査員を固定にするとお題による審査する人間の母数の優劣が公平になります。
例えばデッキのテーマがお題だったとして、マイナーテーマとメジャーテーマではそもそも読む人間の数が変わる。
審査員の人数を固定しておけば、お題が決まった時点で有利不利が小さくなります。
評価の点を変動にする利点
評価を点数性にする事で項目別に点数をつけることもできます。
今思いついた採点項目は「読みやすさ」「内容の濃さ」「インパクト」とかでしょうか。
この点数から自分のブログを客観視することができて、今後の記事の質の向上につながることもあるでしょう。
ただこの形式は形式で別の課題があります。
「公平な審査をしてくれる審査員の確保」「審査基準の調整」「読み専の層が参加できない問題」などなど
特に純粋な読み専の人が参加できないとライターのコミュニティだけで盛り上がることになって読者達を置いてけぼりにしてしまう可能性もあります。
今回のライターバトルはいいねを押すという形で多くの読者が関わることができたというところも素晴らしいイベントだった思っています。イベントを通じて多くの読者がライターを知ることができたと思います。
なので「ライター間のみ」という狭いコミュニティだけで盛り上がるのもそれはそれで問題になってしまうんですよね。
この調整がとても難しいです。
難しいところはありますが、もし実現できればライターバトル3on3とは違った記事やライターが高評価を得られるようになるので誰か良いアイディアを持っていたら是非!(ここにきて他力本願)
では何故ここで新しいイベント形式について色々案を出しているのか?
それは次の項に続きます。
新しいイベントを考える目的
イベントの仕組みが違えば前半で解説した戦略とは違った記事が評価されやすくなります。
これで真面目な解説記事、面白路線のネタより記事などの複数のジャンルの記事が評価される環境を作れます。
そして「いい記事とはこういうジャンルだ」という固定観念が壊れます。
この固定観念の破壊は今後のブログ文化発展において大切なことだと思います。
理由は特定のジャンルに偏るとその文化の規模と寿命が縮むからです。
「特定のネタ、ジャンルの記事しか評価されない」「このジャンルが入賞してたし、いい記事ってこういうものなんだ」となるとゆくゆくは「勝つためにはそれ以外の記事を書いてもしょうがない」という考えを招きますし、最終的に投稿される記事のジャンルが偏ります。
その結果同じような記事ばかり投稿される風潮になっていきますし、その文化が根付くとライターだけでなく読者もその特定のジャンルが好きな人しか残れません。
間接的に読者の母数が減ります。
そしてそれが起きてしまった後元に戻すことはとても難しいです。
ジャンルの偏りが生む文化への悪影響をわかりやすく例えようと思います。
じゃあラーメン屋で例えますね(何故)
ラーメンっていろんな味がありますよね?味噌とか醤油とか豚骨とか。
でもラーメン屋が続々と「豚骨ラーメンしか評価されない風潮だから豚骨ラーメンだけ売ります!」ってやったら他の味が好きだった人はもうラーメン屋行けないですよね?
そして豚骨好きしか残らなくなった後どこかの店が味噌ラーメンを売り出した。
しかし「豚骨ラーメンこそ至高!!」と界隈に残った人は豚骨ラーメンばかり食べ、食べてくれそうな他の味が好きでラーメン界隈そのもの離れた人の多くは「ラーメンってもう豚骨しかないんでしょ?」と既にラーメンそのものに興味がなくなっている。
豚骨好き以外の人を追い出してしまったので、気がつけば再び豚骨以外のラーメンをラーメン好き界隈に受け入れてもらうのが難しくなっていた。
最終的に豚骨ラーメンを出す店とが豚骨ラーメンが好きな人だけが残る。
ラーメンに味噌とか醤油とか他の味があったこともみんな忘れて・・・
豚骨ラーメンだけでずっと盛り上がれるわけもなく、人間にはいずれ「飽き」が来る・・・
そしてラーメン界隈の人が「なんか豚骨飽きたなー」って離れ始めた時ラーメン屋達は一体どうなってしまうのか・・・
イメージとしてはそんな感じです。
似たようなことは他のコンテンツでも見てきました。
でも遊戯王のブログ文化がこんな風になって欲しくないです。
イベントを通じて何かの記事を「良い記事」とするなら異なる形式のイベントを開催して「こういう記事も良い記事なんだよ」と別のアンサーを用意したいです。
豚骨ラーメン以外のラーメンも残って欲しいんです。
僕は豚骨大好きですが←
長々と読んでくれてありがとうございました!
みんなもいろんなブログを書こう!!
遊戯王ブログナビのページでいいねして応援してくれると嬉しいです!