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汎用融合召喚カードまとめ&解説(〜2020)

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皆さんこんにちは!

デュエルアカデミア融合学部正規融合学科のハチミツP.P.です!

 

昨今「テーマ、属性、種族専用の融合魔法」が充実してきていますよね。

融合カードを用いず融合モンスターが出せるようになりつつありますが、この記事では汎用性の高い融合素材を用いて融合召喚を行うカードをピックアップ&解説していこうと思います。

汎用融合カードとしてピックアップする基準は

・融合素材、または融合召喚先に固有のカード名(自信を素材指定も含む)、テーマ名、種族、属性、カードの種類(S・X・F・L・P等)を指定しない

 です!

 

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通常魔法部門

元祖融合が所属するカード群ですね。

通常魔法という一見一番クセのないカード群に見えますがクセのなさによるやれる事の多さは時に選択を迷う原因の裏返しであり、相性の良いカードの吟味や明確な採用の理由付けが欠かせません。

 

融合
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

 

元祖融合ですね!

この記事で紹介するカードの中で一番サポートに恵まれているカードとも言えます。

それだけではなく使うタイミング、素材、融合先、どれも自由度が高いです。

なので使い手の工夫次第で「このタイミングでそのデッキからそんな融合モンスターが出せるの!?」と相手をびっくりさせることもできます。

まさにこの記事で紹介するカード達の代表と言える一枚です。

 

 

余談ですけどニューロンで探す時の手間がかかるのをなんとかできませんかね?

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置換融合
通常魔法
このカードのカード名はルール上「融合」として扱う。
(1):自分フィールドから
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをエクストラデッキに戻す。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。

融合素材の場所がフィールド限定となり 、ルール上元祖融合と同じ扱いなのでこのカードを使う場合元祖融合の枚数を減らさざる得ません。

しかし、リソース回復と手札補充を兼ねた優秀な墓地効果が追加されいます!

フィールド限定であることが気にならないデッキであるならば元祖融合と同じサポート受けられる上に優秀な墓地効果がついているので元祖融合以上の働きを見せてくれるでしょう!

フィールド限定の融合カードは他にも存在するので(後述)それらのカードと合わせることを視野に入れて素材の展開ができるようにデッキビルドすると他の召喚法(S・X・L)を取り込むことが出来るので、よりバラエティの富んだデッキになると思います!

また、逆に他の召喚法を駆使するデッキに入れてみたら意外な融合モンスターが出せるという新たな発見があるかもしれません!

 

 

 

 

 

超越融合
通常魔法
このカードの発動に対してカードの効果は発動できない。
(1):2000LPを払って発動できる。
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスター2体を自分フィールドから墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、このカードの効果で融合召喚したモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの融合召喚に使用した融合素材モンスター一組を自分の墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は0になり、効果は無効化される。

 発売当初は

・アニメに比べて大幅な弱体化(原作再現不可)

・直後発表された新マスタールールでとても使いにくい

などの踏んだり蹴ったりな評価を浴びたこのカードですが11期になり

・融合モンスターの召喚場所の制約がなくなった

・素材が緩いリンクモンスターの併用が可能

と大きな追い風を受けています。

今となっては融合召喚から素材蘇生まで無事に繋がればその展開力から宇宙が広がるほどの強さを秘めたカードだと思います(クソ雑比喩)

 

同じ使い手のヴェルテアナコンダとスターヴ・ヴェノムと相性が悪いのはご愛嬌。

 

 

速攻魔法部門

スペルスピード2と言うことを活かして追撃、回避、妨害臨機応変な立ち回りを補助してくれるカード群です。

このカード群を使いこなせればプレイングの上達間違いなしですね。

瞬間融合
速攻魔法
(1):自分フィールドから
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
この効果で融合召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。

フィールド限定かつ自壊のデメリットが付いて類似効果をもつ専用融合は多く登場しましたが

 

・ピックアップ条件に当てはまるデッキを選ばない性能

・速攻魔法故にバトルフェイズの追撃や相手効果にチェーンしてエスケープが可能

と柔軟な使い方ができるのが魅力です。

特に後述の二枚と比較した

・手札コストが不要

・召喚したモンスターの行動に制限がない

と言う使いやすさはは「あと一息で押し切れる!」「ここで除去を躱して切り返して勝つ!」と言う勝敗を分かつギリギリのシチェーションで勝ち切りたい時に活躍すると思います。

アニメでヘルカイザーがデッキ切れ寸前でサイバーダーク一斉攻撃をした後、瞬間融合と融合解除のコンボでラッシュをかけて勝利したシーンからその性能の高さは伝わると思います。

 

 

 

超融合

 

速攻魔法
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
自分・相手フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

超融合発動で

何かありますか?

 

でお馴染みの理不尽系パワーカードですね。 

サイドデッキで見かけることが増えましたね。

例えば、相手の盤面を見た時「超融合でアレとコレを吸えるな・・・」と気が付ければサイドデッキからの採用で突破できますし、逆に自分の盤面が超融合で吸われることに気が付けなければ超融合の餌食になると言う使う側も使われる側も融合モンスターの知識が強さに直結するカードであるとも言えます。

 

ラピッド・トリガー
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):融合モンスターカードによって決められた自分フィールドの融合素材モンスターを破壊し、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはEXデッキから特殊召喚されたモンスターしか攻撃できず、
EXデッキから特殊召喚された他のモンスターが発動した効果を受けない。

 素材を破壊して融合する瞬間融合と似たカードですが攻撃の制限があり追撃には向いていません。

 

その代わり自壊のデメリットの削除と耐性付与と場持ちの良さが強化されています。

なので素材を破壊して融合することと合わせて

・相手の除去に対して融合素材の「破壊された時」「破壊された場合」に発動する効果を安全に発動しつつ、耐性を付与された融合モンスターを召喚

とトリッキーな使い方ができます。

追撃に特化した攻撃的な瞬間融合に比べて受けや守りに特化した使い方が光る融合カードと考えています。

 

 

 

 

 

モンスター部門

 モンスターによる融合カードは多く存在しますがピックアップ条件はかなり少ないです。

モンスターは属性、種族などステータスを持つのでそれらのシナジーがあるようにデッキ構築により深みが増すと思います!

 

EMトランプ・ウィッチ
ペンデュラム・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 100/守 100
【Pスケール:青4/赤4】
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
【モンスター効果】
(1):このカードをリリースして発動できる。
自分のデッキ・墓地から「融合」1枚を選んで手札に加える。

自身のP効果で融合を行えるだけではなく、元祖融合のサーチとサルベージまでできます。

この手の融合をサーチするカードにしては珍しくサルベージまで備えています。

・召喚権を使わずにP効果で融合

・2ターン以上先を見越して召喚権を使って元祖融合をサーチ、次のターンP召喚してサルベージを狙う

と使い分けができます。

さらに「EM」「闇属性」「魔法使い族」「レベル1」とサポート多めなステータスも優秀です。

似たようなディゾルヴァがいますが使い分けと融合召喚先の自由度で差別化を狙いたいです。

 

 

 

ロキシー・F・マジシャン
リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/サイバース族/攻1400
【リンクマーカー:左下/右下】
効果モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):このカードのリンク先に融合モンスターが融合召喚された場合に発動できる。
手札から攻撃力1000以下のモンスター1体を特殊召喚する。

エクストラデッキから召喚できる融合カードですね。

有名なヴェルテアナコンダが存在しますが

・メインデッキに融合カードが一切不要

・その後の展開に縛りがない

・むしろその後の展開をサポート

普段は別の展開で戦うデッキだが特定の状況のみ融合をしたいと言うデッキに向いているカードだと考えています。

普通に融合するデッキに入れても強いとは思いますけどね!!

 

 

D-HERO ダスクユートピアガイ
融合・効果モンスター
星10/闇属性/戦士族/攻3000/守3000
「D-HERO」融合モンスター+「D-HERO」モンスター
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
自分の手札・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは戦闘・効果では破壊されず、
そのモンスターの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

意外かもしれませんが実はこのピックアップ条件に当てはまるんですよねえ!

 

いやはや、融合召喚って本当に奥が深いボルね〜(D-HEROボールガイ)

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その他

 

フュージョンゲート
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
ターンプレイヤーは手札・自分フィールド上から
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターをゲームから除外し、
その融合モンスター1体を融合召喚扱いとして
エクストラデッキから特殊召喚する事ができる。

フィールド魔法の融合カードですね

元祖融合と比べると素材が除外される代わりに1ターン内で融合を行う回数に制限が無いです。

これを活用して素材指定が緩めの融合モンスターと組み合わせて手札から複数枚のカードを除外するカードとして使うこともできます。

独自性と爆発力から今後のカードプールの変遷で大活躍する可能性を秘めていると思います。

 

未来融合
永続魔法
(1):このカードの発動後1回目の自分スタンバイフェイズに発動する。
自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、
そのモンスターによって決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。
(2):このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードの(1)の効果で確認したモンスターと
同名の融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。

実は墓地肥やしは「融合召喚の素材にした扱いになる」という裁定なのでその効果を活かすこともできます。

以前に比べて除去で阻止されやすくなりましたが、カードプールの増加によって禁止になった時よりも爆発力は大幅に強化されました

「墓地肥やし効果を通したら負ける」と思わせるほどのパワーカードになったと思います。

 

インフェルノイドに効果通されたら実質負けですし←

 

死魂融合
通常罠
(1):自分の墓地から、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを裏側表示で除外し、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。

デッキを選ばない汎用墓地融合ですね

このカードの登場で「相手のターンに出したら強い融合モンスター」の株が大きく上がりました。

しかも墓地から素材を除外するだけなので奇襲性が非常に高いです。

「たった一枚の伏せカードを無視して動いていたらいきなりクインテッドマジシャンが出てきて盤面が崩壊した」と言うことも起こります。

 

戦略の中心に添えて多用することは難しいカードだが、デッキに仕込んでおけば引いた時に戦況を一変させるほどの強さを持ったカードだと考えています。

 

 

 

以上になります!

この記事を通じて「このデッキあのカード使えるじゃん!」と言う気付きのタネになって貰えたら嬉しいです!

ここまで読んでくれてありがとうございました!